「本蕨(ほんわらび)」は、希少な「本蕨(ほんわらび)粉」などを使用し、のどごしやわらかな食感に仕上げた、鶴屋吉信の夏いちばん人気の涼菓。ぷるぷる、むっちり、水ようかんとはことなる独特の弾力で、ひとくち、またひとくちとお口に運びたくなる美味しさです。
「抹茶」は京都府産宇治抹茶を使用し、爽やかで香り高い風味に。夏にうれしい、涼やかな和菓子でございます。
「本蕨粉」は、蕨(わらび)の根っこ10kgから、たった70gしか採れない貴重な“でんぷん”。冬の一番寒い時期の山中で、手作業で掘り起こした蕨の根を収穫。洗って砕いて何度も水にさらして抽出した成分を、数ヶ月かけて自然乾燥させて出来上がる自然の恵みです。菓子づくりでは独特のねばりとコシをうみだし、「わらび餅」などで広く知られます。
「本蕨」にはこの「本蕨粉」などを使用し、やわらか、なめらかなのどごしと“ぷるぷる”の食感に仕上げております。
商品のレッテルには、実存の家紋「稲鶴(いなづる/いねづる)」を植物の「蕨」と掛け合わせてアレンジした、オリジナルの「蕨鶴(わらびづる)」紋様をデザインいたしました。「鶴屋吉信」も社名に冠する鶴は、古くから長寿や吉祥の象徴。早春に萌える生き生きとした「蕨」の文様を取り入れて、伝統の技と自然由来の素材を用いた、こだわりのお菓子であることを表現しています。