「松の寂」ができるまで…
ご注文をいただいてから、職人の手作業によって一つ一つ丁寧におつくりしております。
型に薄く流した白いスリコハクに丹波大納言小豆をちらし、京都府産・宇治抹茶を用いたスリコハクを優しく流しこみます。
生地を固めたのち包丁で丁寧に切り分け、じっくりと乾燥させて。
色濃い鮮やかな緑は、時間をかけて乾燥させることでさらに風味良く、渋みを帯びた松葉色になります。
音もなく降りしきる雪を透かしてながめる樹林、雪中松柏の景を干菓子にうつし、
京都府産の宇治抹茶をこめたすり琥珀に丹波大納言小豆をあしらいました。
※雪中松柏(せっちゅうしょうはく)とは
寒さが厳しい雪の中でも松やかしわの葉の緑色は変わらないことから、
時代の流れに左右されて志を変えず、節操がないことはしない、という意味の四字熟語
商品説明を見る
¥1,782 (税抜¥1,650)
日保ち 製造日を起点とした未開封状態でのおおよその目安 |
13日 |
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特定原材料等28品目 | なし |
外装寸法 | (縦×横×高)22.6×8.0×3.0cm |
オンラインショップ予約受付期間 | 11月中旬~1月中旬 |
オンラインショップお届け期間 | 11月下旬~1月下旬 |
「松の寂」ができるまで…
ご注文をいただいてから、職人の手作業によって一つ一つ丁寧におつくりしております。
型に薄く流した白いスリコハクに丹波大納言小豆をちらし、京都府産・宇治抹茶を用いたスリコハクを優しく流しこみます。
生地を固めたのち包丁で丁寧に切り分け、じっくりと乾燥させて。
色濃い鮮やかな緑は、時間をかけて乾燥させることでさらに風味良く、渋みを帯びた松葉色になります。
丹波産の小豆はその流通量が北海道産に比べ1%程度、たいへん希少な最高級品です。
特徴は皮の風味と、濃厚な味。炊きあげると何とも香りのよい粒餡ができあがります。大粒で心地の良い歯触りと、奥深く豊かな美味しさを愉しめます。
寒天の原料は海草の紅藻類、テングサ、オゴノリなど。江戸時代の冬に、京都伏見にあった旅館の美濃太郎左衛門が「ところてん」を寒い戸外に放置してしまったことから誕生したという説があります。意外にも京で生まれた寒天は、約80%が食物繊維でできています。
鶴屋吉信では各商品の特性にあわせ、丹波の糸寒天と粉寒天を使用しております。
日光の下で育てられる茶が煎茶になり、日陰で育てられるのが緑美しい碾茶(てんちゃ)です。この碾茶から、正真正銘の抹茶はつくられます。宇治地域は丘の上に位置し、土壌の質も良く、気温もお茶の生育に最適な地域。宇治抹茶は、日本で最も高い品質の抹茶であると言われています。