かつら鮎
しっとりした焼皮に、求肥と白あんが入った夏の定番の和菓子。洛西に流れる桂川を泳ぐ鮎を表しました。
京都市西京区桂にある、皇族八条宮の別邸として建てられた桂離宮。
そのそばを流れる桂川は、嵐山から上流は保津川と名前を変え、 保津川下りを楽しむ人々やトロッコ列車からの清流の美しい眺めで知られます。
室町時代には、桂の里に住む桂女(かつらめ)が、 白い布を頭に巻き、木桶をかかえて 桂川の鵜飼でとれた鮎などを京都の町で行商しました。
「かつら鮎」は桂川を泳ぐ鮎をかたどった、 しっとりした焼皮に求肥と白あんが入った焼き菓子。
涼しげな意匠は、京の夏の和菓子として親しまれています。
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